2011年03月30日(水) 外部被曝と内部被曝
■ [そのほか]池上彰の解説
ニュースをわかりやすく解説してくれる池上彰さんは、あまりの人気で本来自分の目指す仕事ができないので3月いっぱいで解説番組をやめるそうだ。
今日が3時間、昨日も3.5時間連続で番組を続けている。
今日の解説で「被曝」とは放射線に曝されることであり、爆弾で爆撃を受ける「被爆」とは違うんですよ、・・・ナルホド。
被曝にも体外から放射線を被曝する「外部被曝」胸のエックス線検診などは外部被曝ですね、・・また汚染された空気や食物などにより体内から被曝する「内部被曝」がある。
内部被曝すると汚染の除去は外部汚染よりはるかに困難となる。
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そこで思い当たるのは先日見た映画(DVD)「第5福竜丸」のシーン
主演は宇野重吉、乙羽信子、
若大将シリーズで人気の田中邦衛はまだ1乗組員役、
1954年3月1日太平洋上で核実験に遭遇、
と言っても160kmも離れていたのだが、
第5福竜丸に雪のような「死の灰」がたくさん降ってきた。
久保山愛吉さん(宇野重吉)がその物体をなめるシーンがある。
最年長の者としてその物体を確かめたかったに違いない。
この核実験を目撃したことが米軍に知れるとスパイ容疑かまたは殺される恐れを感じた無線長 久保山愛吉さんは無線を使わず急いで焼津に帰ってきた。
みんな放射線を浴びて(外部被曝)真っ黒。
その年の9月には久保山愛吉さん(のみ)亡くなった。
久保山さんが若くなかった(40歳)せいで症状が重かったとの話だが、やはり「死の灰」をなめてしまったのも原因ではないかな。
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・・・といってもこれは事件の5年後に公開された映画の1シーンだが
新藤兼人監督は「事実に従って構成し、一切フィクションを排す」ということでつくられた作品だが、このとき監督は「外部被曝」と「内部被曝」を使い分けていたとすると、さりげないシーンだがすごいシーンである。
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3月24日、大分合同新聞の「東西南北」に福島原発の関連で第5福竜丸のことが書かれている、
乗組員23人のうち保戸島の漁民が2人居たそうだ。
半年後に1人が死亡(久保山愛吉さんですね)、残りの乗員もほとんどが現在までに肝臓障害で死亡した、広島の原爆にたとえると爆心地から1kmでの被爆に相当する・・と書いてある。
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元乗組員を巡っては、それまでは被ばく治療のための輸血によるC型肝炎から肝硬変や肝臓がんの発症との因果関係が認められていなかったが、国の社会保険審査会が2000(平成12)年7月、「乗船中の被ばく治療のための輸血と肝臓の病気との因果関係が認められる」として、一般の労災にあたる船員保険の療養給付の再適用を認める裁決を出したことから、この裁決に基づき、船員保険の遺族年金に関しても適用の道が開け、遺族らが申請していた。 船員保険の遺族年金の支給条件は「職務上で死亡したとき」であるが、遺族側は「C型肝炎に感染していた」などと被ばく後の輸血治療で肝臓障害になったことを裏付ける死亡診断書を提出していた(06年02月27日付『読売新聞』)。
原爆症の治療のために輸血をしたが、それが原因でC型肝炎に感染した、二重の災難である。