2010年11月22日(月) 文化財修理現場の見学会
■ [建築]天念寺、川中不動
11月21日(日)11:00より建築士会より案内のあった文化財修理現場の見学会にS全さんと行きました。
隣接の「鬼会(おにえ)の里まつり」も開催され、多くの見学者であふれている。
市の文化財課担当者より説明をうけるS全さん、E藤さん(昨日JWCAD西日本地区の交流会が別府で開催されて、参加者を案内している。)
設計者 養父さんの解説でかやぶき屋根の施工状況を見学、若い職人さんもいるんだな。
野茅・・・ススキですね、足場に立て掛けている阿蘇で採取した束が180束ほど使用されている。
西側は上部の岩が張り出しており、そこからかなりの水が落ちてこの部分の屋根がすぐに傷んでしまうため、茅の上に杉皮を10cm重ね葺きしている。
今回の修理は原則「屋根の葺き替え」なので、建物内部の改修は必要最小限にとどめている、丸柱の作り方が平鉋とやり鉋とで違うなど興味ある解説を受ける。
次に川中不動だ、ここ長岩屋川の氾濫を鎮めるために造られたものだが、
天念寺に旧国宝の阿弥陀如来立像があったが昭和16年に大水害で損壊した本堂の再建資金を得るために、昭和36年に埼玉県の寺院に売却された。しかし、平成9年買い戻され、平成15年)に約40年ぶりに天念寺伝統文化伝習施設「鬼会の里」に里帰りを果たしたとのこと。""
不動明王でも水害を抑えることが出来なかったのか、・・・地区の宝が戻ってきてよかった。
TVショッピングでみるようなスチーム洗浄機などを使用し、やわらかいブラシで表面のコケ類を取り除いています、施工は福岡の文化財専門の正栄建装が行っています。
今回の見学用に不動明王の右半分を洗浄し違いがわかるようにしています。
見学が終わりお昼は「鬼会の里」で地元の特産品、やまかけソバをいただきました。
香々地の豊後みさき太鼓の演奏も行われました。